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バイヤーとマネージャーを兼任し、お客様の期待に応える売場をつくる

阪急本店 婦人ファッション営業統括部 コンテンポラリーファッション営業部

バイヤーとマネージャーを兼任し、お客様の期待に応える売場をつくる

阪急阪神百貨店に入社を決めた理由

入学した大学では、当時約300人が所属し学内で最大級であった会計研究会に所属していました。3年生の時はチームの副部長として1年生に簿記の指導を行い、いかに楽しく学んでもらい、目標である日商簿記検定試験に合格してもらうかということに全力で取り組みました。とっつきにくい専門用語が多いため、チームで話し合いながらオリジナルの参考書をいちから作成し、授業内容も時事ネタを盛り込んだ例題を入れるなど楽しさを重視し構成しました。そうした取組みと後輩たちの頑張りもあり、その年は歴代の中でも高い合格率の結果を残すことができ、とてもうれしかったです。「一年生に楽しく簿記を学んでもらいながら、合格に導く」という共通の目標をチームメンバー全員で共有できていたことが活動のモチベーションとなり、結果にもつながったと感じています。     
そんな学生生活を送り、迎えた就職活動では大変シンプルなのですが、当初よりワクワク感があふれている百貨店業界で働きたいと考えていました。中でも阪急阪神百貨店は全国でもいち早く新しい企画に取り組んでいるイメージが強く、憧れがありました。そして、「ここでなら大学時代に会計研究会で経験したように“お客様にワクワクや楽しさを提供する”という目標に向かって、チームでモチベーション高く仕事に取り組むことができるのではないか、私もその一員として活躍したい」と考えたのが志望した大きな理由です。

仕事内容・やりがい

阪急うめだ本店の4階婦人服売場にある「ロビー フォー ウィメン(LOBBY for women )」のバイヤーとマネージャーを兼任しています。「ロビー フォー ウィメン」は、おしゃれを楽しむ都会の女性に向けて国内外のブランドから買い付けた商品を提案するセレクトショップで、買い付けから販売までを当社社員が一貫して行っています。30~40代のママがメインターゲットで、国内外の約50ブランドから、“日常に彩りを添える服”をテーマにセレクトしています。ライフステージが変化する女性の一つひとつのシーンに寄り添いたい、という思いも込めてセレクトしているんです。バイヤーとしては、国内ではブランドの展示会に伺って商品をセレクトしているのですが、コロナ禍以来、海外出張が会社としても制限されていたため、海外のブランドはオンラインで現地のショールームにつなげていただき買い付けを行っています。また、阪急百貨店オリジナル商品の開発も行っていて、今シーズンは10アイテムほど制作しました。開発の際は、バイヤーの仕事で得たトレンド情報を生かし、今着たいと思っていただけるデザインを表現することと、販売でのお客様の声を参考にし、スタイリングしたときに素敵に見えることを意識しています。                               マネージャーとしては、売場運営責任者としてマネジメントを担当し、約20人のスタッフをまとめています。バイヤーとマネージャーを兼任するのはとても大変ですが、商品を買い付けたときに感じたことや計画したことを売場にクイックに反映できることがメリットです。また、売場で耳にしたお客様の声を買い付けに生かすこともできます。仕事上、特にやりがいを感じるのは、自分が想いを持って買い付けた商品をたくさんのお客様が手に取ってくださる瞬間です。たまに店頭に立ったとき、お客様が「これ可愛いですね」とか「こんなのをずっと探していたんです」とおっしゃってくださると本当にうれしく感じます。

仕事をする上で、大事にしていること 

常に仮説を立てて仕事に取り組むことです。例えばイベントを実施するときは、“どういったお客様にどういったアプローチをして、どれくらいの売上げを上げて反響を得るのか”といった仮説を必ず立ててから取り組みます。そうすることでイベント終了後に、「想定していたよりも年齢層が上の方がお買い上げくださった」とか、「売上予算は達成したけど、高額品はそれほど売れなかった」など仮説との乖離部分を振り返り、次につなげることができます。たくさんのチャレンジができる会社なので、その経験を何となくで終わらせず深く考えを巡らせ、いかに次への糧とするかを意識しています。また、ファッションは何より“旬”が大切なので、思い切って決断することも重要だと考えています。いろいろな方の意見を聞いてどうしようかと考えているうちにタイミングを逃してしまわないよう、いざというときはすぱっと決断する度胸とバランス感覚を持つよう意識しています。
有難いことに、阪急百貨店はお取引先から特別な存在だと言っていただくことが本当に多くて。だからこそ、お取引先との仕事は真摯に取り組み、売上予算を達成するなど結果を出すことにこだわっています。マネージャーとしてはまだまだ駆け出しですが、スタッフが新しいことに臆することなくチャレンジできるようサポートし、万が一失敗したとしても寛容な心でフォローしたいと考え、上司としての心構えを勉強中です。そのように考えるのは私自身、新人の頃にチャンスをくださる上司が多く、その経験が今の仕事につながっているからです。

OMOへの取組み

「ロビー フォー ウィメン」ではコロナ禍以来、インスタライブを頻繁に実施して売場の情報を発信し、お客様からのご質問も承っています。今、私が入社した当時から本当に変わったなと感じるのは情報発信の手法です。入社当時は季節の初めにイメージカタログを制作しお客様のご自宅へ発送していましたが、今はインスタグラムを中心とするSNSでの発信に切り替えています。発信の仕方自体も日々トレンドが変化していく今の時代ですから、私自身もフォロワーの多いインスタグラマーの方の投稿を見て、どういう部分が共感されているのか、どんなところがフォロワーに響いているのかといったことを探りながら「ロビー フォー ウィメン」の活動にも取り入れています。また現在、「ロビー フォー ウィメン」では、オンライン販売の強化にも取り組んでおり、その宣伝手法として数年前から出版社とタッグを組んでファッションウェブマガジン『D-story』を展開しています。『D-story』は阪急うめだ本店のオンラインサイト「HANKYU FASHION」と連動しており、気になるものがすぐに購入できる仕様になっています。企画では掲載するモデルの選定や商品のピックアップに関わり、アプローチを工夫しながら反応を見て進めていっているところです。

将来チャレンジしたいこと

新卒で入社し阪急うめだ本店に配属され2年目に千里阪急に異動。売場スタッフを経て商品部へ異動となり支店で扱う婦人服のアシスタントバイヤーを5年務めました。今は阪急うめだ本店という世界各国からたくさんのお客様が来店される大型店舗でのダイナミックな活動に大変やりがいを感じています。一方で、郊外店はお客様との距離が近く、地域の方から愛されていることを体感できるのが魅力です。機会があれば以前担当した郊外店事業にも関わり、店・業態のリモデルやリブランディングの仕事にもチャレンジしたいと思っています。そのためにも、世の中の変化やデジタルマーケティングにも視座を高めて、OMOベースの新しい百貨店への転換に寄与していきたいです。

とっておきのオフの過ごし方・リフレッシュの方法

仕事のときは頭をフル回転させていることが多いので、休日は何も考えず心身を休めるために、自宅でのんびり過ごすことが多いです。また、社内のバレーボールサークルに入っていて、練習に参加したり、定期的にビギナー向けの大会に出たりしています。スポーツをすることは、オンからオフへ気分を大きく切り替えられますし、普段仕事で接点のない先輩や後輩と交流ができるので、1番のリフレッシュになっています。